Linuxのtouchコマンドで連番のファイルを大量に作成する方法
前回の記事ではログを大量に書き込む内容でしたが、今回は ファイル を一括で 大量に作成 する必要もありましたので、またメモしておきます。 以前記事にしたtailを利用したログ監視のテストとして、ログファイルに1行ずつ書く場合は単純にechoコマンドを使えばいいが、ログが一気に出力された時にちゃんと差分を見ているのか確認するには一気に複数行追加する必要がありました。当初は方法がわからなかったた... Linuxでファイルの末尾に指定した行数を一気に追加する方法 - Minory これまでの流れからすると、 繰り返し構文 を利用して作成すると思われますが、これからご紹介する内容は for は while を使いません。 強いて言うなら、 for の条件式だけ書くといったところでしょうか。 touchで大量にファイルを作成 touchコマンドとは? そもそも、 touch コマンド とは何でしょう? 著者が初めて Linux で サーバー を構築し始めた頃は、使うことのなかった コマンド です。 今回は ファイル を 大量に作成す るために使用しますが、元々の用途は 最終更新日を変更 する コマンド だそうです。 「touch」は、ファイルの最終更新日を変更するコマンドです。 「touch ファイル名」でtouchコマンドを実行した時間がファイルの最終更新日となります。 指定したファイルがない場合は、サイズが「0」のファイルが作成されます。 引用: @IT 実行例 それでは本題です。 下記は先頭に「 test 」と付く 1~10 の 連番 のテキストファイルを生成します。 touch test{1..10}.txt この コマンド を実行すると、このようなファイルが出来上がります。 test1.txt test2.txt test3.txt ・・・ ポイントは {1..10} ですね! {[開始番号]..[終了番号]} 説明するまでもないと思いましたが念のために…。