【pkill】プロセス名を指定して一括終了できる便利なコマンド


pkill

今まで特定のプロセスを終了する際は、psコマンドで対象のPID(プロセスID)を調べて、killコマンドで終了する方法を行っていましたが、今更ですが「pkill」なる存在を知りました!
コレがまた便利なの何だのって…感動モノです。
実際に2種類の方法を比較してみましょう!


psからのkill

通常はこのようにプロセスを探し出し、

ps aws | grep [プロセス名]

PIDを確認した後、

kill [PID]

で終了させるのですが、終了したいプロセスが複数ある場合、killコマンドPIDを指定して1つずつ終了させなければなりません。
上手に組み合わせてスクリプトを作った方もいらっしゃいました。

ps aux | grep [プロセス名] | grep -v grep | awk '{ print "kill -9", $2 }' | sh

引用:プロセス名でgrepした結果をkillするシェルスクリプトを作る – Qiita

pgrepからのpkill

対して、pkillではプロセス名で一気に終了させることができます。
pgrepは他のプロセスを間違えて消さないために確認として実行しておきます。

pgrep -f [プロセス名]

PIDが確認できたら、

pkill [プロセス名]

これだけで一発で終了できます!
なんと素晴らしいことでしょう!

本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、プロセス名を指定してプロセスを終了させる「pkill」コマンドです。
【 pkill 】コマンド――名前を指定してプロセスを終了させる - @IT
こちらの参考サイトでは、同じように一括でプロセスを終了できる「killall」も紹介していますので、ぜひご覧ください。


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